はじめまして。
家庭教師サービス「lumera(ルメラ)」を立ち上げている、共同代表の玉重です。
今から僕は、「すごい家庭教師の会社」をつくろうとしています。
ただ、最初に言っておきたいことがあります。
僕は、家庭教師業界の「闇を暴きたい」わけではありません。
誰かを告発したいわけでも、昔働いていた会社を攻撃したいわけでもありません。
むしろ逆です。
僕はこの業界で働いてきたからこそ、家庭教師という仕事が持っている可能性も、そこで本気で頑張っている先生たちのことも知っています。
だからこそ、
一度、この業界の古い構造を全部洗い流して、もっときれいな形につくり直したい。
そう思っています。
## 「謝ることが、僕の仕事なのかな」と思っていた
僕はこれまで、家庭教師の会社で学習アドバイザーとして働いてきました。
ご家庭と話をして、悩みを聞いて、家庭教師を提案する仕事です。
営業の仕事なので、当然数字は求められます。
売上。
契約件数。
アポイント数。
僕自身も、数字を出すために必死でした。
休みの日も、仕事が終わった後も連絡が来る。
「あれをやれ」
「これをやれ」
数字を追い続ける毎日でした。
でも、だんだん一つの疑問が大きくなっていきました。
> 「この子の成績は、結局上がったんだろうか」
> 「このご家庭は、本当に満足してくれているんだろうか」
営業の数字は毎日のように見ます。
でも、その後のお子さんの成績や、保護者の満足度を見る機会はほとんどありませんでした。
会社である以上、売上が必要なのは分かっています。
僕も営業をやっていたので、それ自体を否定するつもりはありません。
ただ、その数字の向こう側にいるはずの子どもたちが、少しずつ見えなくなっていく感覚がありました。
## 営業マンを信じて入会したのに、来るのは別の先生
家庭教師というサービスには、少し特殊な構造があります。 「契約するときに話す人」と「実際に教える人」が違うことが多いのです。
営業担当者と話をして、
「この人なら信頼できそう」
と思って契約する。
でも、実際に毎週家に来るのは、その営業担当ではありません。
別の家庭教師です。
そして会社から先生へ、保護者がどれだけ悩んでいたのか、お子さんが何に困っているのか、その熱量が100%伝わるとは限りません。
逆も同じです。
先生が授業中に何を感じているのか。
子どもとどんな会話をしているのか。
何につまずいているのか。
会社には完全には見えません。
その結果、
少しずつ小さな不満がたまっていく。
先生は先生で困っている。
保護者も困っている。
子どもも困っている。
でも、誰にも全体が見えていない。
そして、限界まで積み上がったところで爆発する。
僕が働いていたころも、ご家庭から厳しい言葉をいただくことは何度もありました。
「あなたを信じて契約したのに」
そう言われるたびに、本当に苦しかった。
僕自身、
「謝ることが仕事なのかな」 と思ってしまうような時期もありました。
## 一番苦しいのは、子どもだと思う
僕が一番変えたいと思ったのは、ここです。
「先生と合わない」
「成績が上がらない」
「もう辞めたい」
そう思っているのに、契約の仕組みやさまざまな事情によって、簡単には変えられない。
大人同士の契約や会社の都合に巻き込まれるのは、結局子どもです。
子どもからすれば、塾も家庭教師も会社も関係ありません。
ただ、
「勉強が分かるようになりたい」 「志望校に受かりたい」 「学校についていけるようになりたい」
それだけです。
なのに大人側の仕組みが複雑になればなるほど、その一番単純な願いから遠ざかってしまうことがある。
僕は、それがずっと嫌でした。
## だったら、先生を自分で選べるようにすればいい
そこで考えました。
なぜ、家庭教師だけこんなに「先生を選べない」のだろう。
美容室なら美容師を選べる。
病院なら医師を調べることができる。
習い事なら先生のプロフィールを見ることができる。
なのに、自分の子どもと毎週1対1で何時間も過ごす家庭教師については、
「会社が選んだ先生を紹介される」
ことが当たり前になっている。
だったら、
保護者と子どもが、自分で先生を選べるようにすればいい。 それが、lumeraをつくろうと思った大きな理由です。
保護者の方へ。営業マンではなく、先生を見てください
僕は家庭教師の営業をしていた人間だからこそ、保護者の方に伝えたいことがあります。
家庭教師会社の営業マンだけを信じて、家庭教師を決めないでください。
誤解してほしくありません。
良い営業担当者はたくさんいます。
本気で子どものことを考えている人もいます。
でも、実際に毎週お子さんの隣に座るのは営業担当者ではありません。
先生です。
宿題を管理する。
勉強のやる気を引き出す。
分からない問題を教える。
そういうことは、良い先生に任せていいと思っています。
お母さんも家事や仕事で大変だと思います。
お父さんも、仕事から帰ってきて疲れていると思います。
だから、全部を保護者がやる必要はありません。
でも、一つだけ。
「この人に、自分の大切な子どもを任せていいか」
そこだけは、自分の目で見てほしい。
先生と話してください。
「なぜ家庭教師をしているんですか?」
「うちの子に何ができそうですか?」
「もし成績が上がらなかったら、どうしますか?」
聞いてみてください。
そして、納得した先生を選んでほしい。
それくらい大切な選択だと僕は思っています。
## 先生たちへ。「案件が来た。ラッキー」で終わらせないでほしい
一方で、家庭教師をする先生たちにも伝えたいことがあります。
厳しいことを言います。
家庭教師の仕事を、
「バイトの案件が来た。ラッキー」
くらいの感覚ではやってほしくありません。
あなたの前にいる保護者は、本当に悩んでいるかもしれない。
お子さんが学校に行けなくなっているかもしれない。
受験まで時間がないかもしれない。
親子関係まで悪くなっているかもしれない。
その人たちと一度ちゃんと話して、
「自分だったら、この家庭に何ができるだろう」
と考えてほしい。
家庭教師は、ただ数学の問題を解説する仕事ではありません。
一人の子どもの数か月、場合によっては数年間に関わる仕事です。
だから責任は重い。
でも、その責任を理解できたら、
授業を無断で休むとか、
連絡を返さなくなるとか、
宿題を出したまま確認しないとか、
そんなことは簡単にはできなくなると思っています。
## 会社が間に入りすぎるから、熱量が消えてしまうことがある
僕はずっと、
保護者の「なんとかしてほしい」という気持ちが、先生まで届いていないことがある
と感じていました。
会社の人が保護者から話を聞く。
その人が別の担当者に伝える。
そこから先生に話が行く。
間に人が増えるほど、どうしても情報は薄まります。
もちろん会社が間に入ることには意味があります。
トラブル対応。
安全管理。
決済。
本人確認。
こういう部分は絶対に必要です。
だからlumeraは、
「会社をなくす」のではなく、「会社が出しゃばる場所を変える」
という考え方でつくっています。
会社が先生を勝手に決めるのではない。
保護者と先生が直接話す。
お互いが納得してから始める。
そして運営は、安全管理や仕組みづくりに徹する。
それが僕の考えている形です。
## だから、保護者にも先生にもメリットがある仕組みにしたい
この仕組みにすると、もう一つ大きなメリットがあります。
これまで会社が使っていた「先生を探して割り当てるためのコスト」を大幅に減らせます。
lumeraでは、保護者自身が先生を見て、話して、選びます。
その分、中間コストをできるだけ小さくする。
僕たちは、一般的な大手家庭教師サービスと比べても、月々かなり負担を抑えられる料金を目指しています。
想定しているケースでは、月7,000円ほど安くなることもあります。
ただ、これは「安いから自分で選んでください」という話ではありません。
逆です。
先生選びは、それくらい価値のある工程だと思っています。
## 先生には、ちゃんと払いたい
もう一つ、僕が変えたいことがあります。
先生の待遇です。
家庭教師会社で働いていると、
保護者が払っている金額と、先生が受け取っている金額の差を見ることがあります。
もちろん会社にも運営コストがあります。
だから中間手数料自体が悪いとは思っていません。
でも、できることなら、
実際に子どもと向き合っている先生に、もっと還元したい。
lumeraでは、福岡市内でもかなり高い水準の時給を用意したいと考えています。
たとえば5教科を担当できる先生なら、時給2,200円を想定しています。
ただし、
「楽して高時給」
を売りにするつもりはありません。
むしろ逆です。
高い報酬を受け取るなら、それだけ責任を持ってほしい。
保護者の悩みを聞く。
子どもの状況を考える。
自分に何ができるか考える。
途中で投げ出さない。
最後まで寄り添う。
これは、ものすごく責任のある仕事です。
でも僕は、
学生時代にこれほど人から本気で感謝される仕事は、なかなかない
とも思っています。
営業力。
コミュニケーション力。
課題発見力。
責任感。
相手の立場に立って考える力。
全部必要です。
社会に出ても絶対に役に立つと思っています。
## たぶん、僕は人を信じすぎている
lumeraの仕組みを話すと、
「そんなに保護者や先生を信用して大丈夫なの?」
と言われることがあります。
確かにそうかもしれません。
僕はかなり、人を信じています。
でも、
親御さんは、本気で子どものことを考えて先生を探してくれると思っています。
先生も、自分で話して「この子を担当する」と決めたなら、本気で向き合ってくれると思っています。
もちろん、それだけではサービスは成立しません。
本人確認も必要です。
安全管理も必要です。
トラブル対応も必要です。
だから仕組みは僕たちがつくります。
でも最後に教育をつくるのは、
会社ではなく、
人と人だと思っています。
## 家庭教師業界を、全部洗い流してきれいにしたい
僕は、家庭教師業界が嫌いなわけではありません。
むしろ、この仕事にはものすごい可能性があると思っています。
1対1だからこそ救える子がいる。
集団塾では質問できない子もいる。
学校に行けない子もいる。
勉強以前に、自信を失っている子もいる。
そんな子の横に、一人の大学生のお兄さんやお姉さんが座る。
毎週話をする。
できなかった問題ができるようになる。
少しずつ表情が変わっていく。
家庭教師だからできることは、絶対にあります。
だからこそ、
古い仕組みのせいで、この仕事そのものが嫌われてほしくない。
先生にも苦しんでほしくない。
保護者にも後悔してほしくない。
そして何より、
その間にいる子どもを苦しませたくない。
## まず、福岡から始めます
僕はこの街で長く暮らしてきました。
福岡には、本当に優秀な大学生がたくさんいます。
そして、本気で子どもと向き合ってくれる先生もたくさんいることを、僕は知っています。
だからまずは、
福岡から、学校の外の教育のあり方を変えたい。
家庭教師という、本当に小さな領域からです。
日本中から見れば、とても小さな一歩だと思います。
でも、
一人の先生と、
一人の保護者と、
一人の子どもから、
教育は変えられると思っています。
最終的には、日本中で使われるサービスにしたい。
大げさだと思われるかもしれません。
でも、本気です。
僕一人ではできません。
先生にも力を貸してほしい。
保護者の方にも、一緒により良い形を考えてほしい。
教育に関わっている人にも、意見をもらいたい。
みんなで、
「ちゃんとした人が、ちゃんと報われる教育業界」
をつくりたい。
その最初の一歩として、lumeraをつくっています。
これから、開発の過程や、家庭教師業界で感じてきたこと、僕たちがどんなサービスをつくろうとしているのかも発信していきます。
もし少しでも、
「こんな家庭教師サービスがあったらいいな」
と思っていただけたら、応援してもらえるとうれしいです。
家庭教師の業界を、全部洗い流してきれいにする。
福岡から始めます。
lumera 共同代表 玉重
lumera 公式ホームページ
https://www.lumera.school/
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