lumeraを始めてから、あえて「学生がつくっているサービスです」ということを、前面には出してきませんでした。
隠したかったわけではありません。
ただ、できることなら「誰がつくったか」よりも、「何をつくろうとしているか」を見てほしいと思っていたからです。
僕自身、家庭教師の営業に関わっていた頃から、子どもたちやご家庭のためにできることをずっと考えてきました。
営業という仕事では、数字を追うことももちろん必要でした。
その中でも、この家庭にとって本当に必要なものは何なのか、どうすれば子どもに合った先生や学び方につながるのか。
そこは自分なりにずっと考えてきたつもりです。
会社の方針に対して「これは違うんじゃないか」と思えば、意見を伝えることもありました。
だから、lumeraを始めたのも、単純に「家庭教師の会社をつくってみたい」と思ったからではありません。
自分がこれまで家庭教師に関わる中で感じてきた違和感や、「こうだったらもっと良いのに」と思ってきたことを、少しずつ形にしてみたかったからです。
今も毎日のようにサービスを触っています。
使いづらいところを直して、また使ってみる。
先生にとって本当に使いやすいのか。
ご家庭にとって安心できるものになっているのか。
子どもにとって、本当に良い先生と出会いやすくなっているのか。
まだまだ改善するところはたくさんあります。
そんな中で、最近「学生がつくっているサービスだと、少し不安に感じる」という声をいただきました。
それを聞いて、最初は少し考えさせられました。
でも、よく考えてみれば、そう感じるのは自然なことなのだと思います。
家庭教師という、子どもの教育に関わるサービスだからこそ、誰が運営しているのか、きちんと信頼できるのかを気にするのは当然です。
僕がどんな思いでlumeraをつくっているのか。
これまでどんな経験をしてきたのか。
毎日どんなことを考えながらサービスを改善しているのか。
それは、外から見ているだけでは分からないことです。
だから、「ちゃんとやっています」と言葉で伝えるだけでは十分ではないのだと思います。
これは、lumeraをどうすれば信頼してもらえるのか、ということを考えるきっかけにもなりました。
これまでnoteを書いたり、発信をしたりする中で、
「lumeraの考え方に共感しました」
と言っていただけることもありました。
それは本当に嬉しいです。
九州大学の方々や、FGNの方々、さまざまな団体や人に自分たちから声をかけて、少しずつ協力してくださる方も増えてきました。
最初は自分の頭の中にしかなかったものが、少しずつ形になってきていることを感じています。
ただ、最終的に信頼してもらうために必要なのは、もっとシンプルなことなのかもしれません。
一つひとつのご家庭に、ちゃんと喜んでもらうこと。
一人の生徒と一人の先生が、「この出会いがあってよかった」と思えるような関係をつくること。
それを一つずつ積み重ねていくこと。
結局、それが一番大切なのだと思っています。
そして、lumeraはそもそも「僕が教える」サービスではありません。
僕自身が目立って、僕の経験や能力を売ることが目的でもありません。
子ども一人ひとりに合った、「この子のために頑張りたい」と思ってくれる先生を見つけやすくする。
そのための仕組みをつくることが、lumeraの役割だと思っています。
だからこそ、僕自身が前に出すぎる必要もないと思っています。
「学生がつくっているから使ってください」でも、
「代表がこんなに頑張っているから使ってください」でもなく、
「lumeraを使って、この先生に出会えてよかった」
そう思ってもらえるサービスにしたい。
学生として会社をつくっていると、悩むことはたくさんあります。
自分にできるのかと思うこともありますし、もっと経験のある人がやった方がいいのではないかと思うこともあります。
最強の代表というわけでもありません。
分からないこともたくさんあります。
それでも、毎日lumeraについて考えて、少しずつでも前に進めているのは、
「きっと、誰かのためになる」
と思えているからなのだと思います。
学生であることへの不安を、無理になくしてもらおうとは思っていません。
不安に思うことも含めて、lumeraを見てもらえたらいいと思っています。
そして、これから一つひとつの家庭に向き合っていく中で、
「学生がつくったサービスだから」ではなく、
「lumeraだから」
と思ってもらえるようになれたらいい。
まだまだ始まったばかりです。
焦らず、でも一つずつ。
誰かにとって「ここにlumeraがあってよかった」と思ってもらえるサービスを、これからもつくっていきたいと思います。
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